性格診断をやってみたはなし
ツイッターで友達がやっていた診断結果が流れてきたので、自分もやってみることにしたんです。
ただ私はこの性格診断という類のものに苦手意識がありました。適職診断とか、強み診断とか、ストレングスファインダーとか、そういうもの全般。
こういうものはだいたい質問が二択になっていて、次々違う質問に答えていく形式だと思うのですが、終わりが見えない状態でぽんぽん質問に答えていくのが難しくて。ひどくあせらされるというか、「怖い」と感じてしまうことさえあります。
(「焦る」と書かずひらいたのは、「あせらされる」と受け身の形になると「じらされる」と同じ表記になってしまうから……意味ぜんぜんちがうのに。日本語のふしぎ……)
しかも聞かれる内容は「初対面の人と話すのが得意か苦手か」「自分は主観的/客観的だと思う」といった自分でも分からないようなことばかりで。
そう、分からないんです。
自分が主観的なのか客観的なのか(分かってないということは自分を客観視できていない=主観的?)、初対面の人と話すのは苦手だけど、うんと頑張って話すように努力していて、なまじそれが上手くいっているように見えているから他の人からは初対面の人と話すのが得意なコミュ力野郎だと思われている、からこの質問にはどっちで答えたらいいの??ってなってしまうのです。
そんなわけで今回も若干ぱにくりながら受けた診断がこちら。
いきなり診断結果ですみません。
こっちの診断結果に「私ってそうなんだ……?フーン……?」と首を傾げながら友人に「私ってこうなの?」と尋ねると、「そのまんまだよ」という意見が複数寄せられたため、診断結果の名称を検索してみることに。
そしてヒットしたこちらのページ。
こちらのページの記述はすごくしっくりきました。
こことか、
自分自身については、いつまでたっても「自分が考える理想」に届かない未熟者、というような意識を持っているようです。それだけ完璧主義者であるとも言えますし、また実際、自分の理想に向けて努力をする人でもあります。しかし自分自身に対する要求レベルが高すぎるあまり、いつまでたっても何もカタチにできない、という傾向が見られます。
ここも。
自分で自分にダメ出しをする習慣を持っているにもかかわらず、同じことで人から批判されたり注意を受けたりすると感情的に受けとめてしまい、傷ついてしまいます。そんな時、このタイプの人はもともと平和主義者なので、言い返すなどして関係をこじらせるようなことはしません。そのかわり、その時の不満や怒り、悲しみを自分の内側へ内側へとため込み、何年でも心の中でくすぶらせている事が多いようです。
そして何よりも、
実際、自分自身でも理解が困難なくらい、このタイプは「わかりにくい」存在です。
ここ。
自分のことがわからないのも、特徴として解明されているんだ、と少しほっとしました。
私は自分がどんな人間かさっぱり分からなくて、そんな自分を「他の人よりずっと幼い」と思っています。甘ったれだし、わがままだし、根性も生活能力もないし、未だに雨の日に「空から水が落ちてくるなんて不思議だなぁ」と思ったりします。最後のはさすがに人に言ったりはしませんが。
でも、人から見た私は優しくて、大人びていて冷静で面倒見がよくて、頭の回転が速い人、だったりします。自分の思う私と人から見た私が乖離しすぎていて、ますますわけが分からない。
でも、分からないのも私の特徴なんだなと思うことができました。しかしこのタイプの人は生きづらそうですね可哀想に。私か。
少し書いてみたらいろいろ書きたいことがあったのを思い出しました。あと、自分が物を書くのがとても好きだということも。